基礎知識について
攻略部分とは別に、「基礎知識」というカテゴリを設けました。
攻略部分では基本的に情報を都度お出しする感じで進めて行こうと思いますが、逆に言うと都度お出しする分まとまった情報にはなりませんので、まとまった情報については「基礎知識」カテゴリで掘り下げていこうと思います。
「基礎知識」については「ある程度艦これに慣れてきたな」と思ったら見て頂くのが良いと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
攻略部分とは別に、「基礎知識」というカテゴリを設けました。
攻略部分では基本的に情報を都度お出しする感じで進めて行こうと思いますが、逆に言うと都度お出しする分まとまった情報にはなりませんので、まとまった情報については「基礎知識」カテゴリで掘り下げていこうと思います。
「基礎知識」については「ある程度艦これに慣れてきたな」と思ったら見て頂くのが良いと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
艦これは兵站のゲームです。
と言っても何を言っているのかわからないですよね、失礼しました。
艦これをプレイするにおいて、非常に重要なポイントが有ります。それが、「資材」です。
資材としてあげられるのは
・燃料(画面上ドラム缶アイコン) 「油」と略される時があります。
・弾薬(画面上銃弾アイコン) 「弾」と略される時があります。
・鋼材(画面上灰色の四角アイコン) 「鉄」と略される時があります。
・ボーキサイト(画面上茶色のコロッケっぽいアイコン) 「ボーキ」と略す事が多いです。
の4種類です。
艦これで主に行う、出撃・遠征・補給・入渠・建造・開発のどれを行うにしても、何がしかの資材が必要になります。
そのため、資材を常に確保しておく事が非常に重要です。
資材の確保には、以下の方法があります。
1)「自然回復」による獲得
一番基本的な資材獲得方法です。
司令部Levelによって決められる「最大備蓄可能 各資材数」(戦績表示のページで確認できます)までであれば燃料・弾薬・鋼材は3分に3個、ボーキサイトは3分に1個回復します。
時間単位で見ると少なく見えますが、一日で見ると燃料・弾薬・鋼材は1日に1440個、ボーキサイトは1日に480個回復します。
司令部Levelが上がれば回復の上限も上がるので、自然回復は決して無視できない資材入手方法です。大事に使いましょう。
(司令部Levelは出撃や遠征・演習などで経験値を稼ぐ事で上昇します。高レベルになると25000以上の資材を貯められるようになります)
2)「遠征」による獲得
編成任務を色々達成していくと、最初は第一艦隊しかなかった艦隊が、最大で第四艦隊まで持てるようになります。
この「第二艦隊」「第三艦隊」「第四艦隊」に艦娘を配置し、「遠征」というイベントに出撃させることで、時間・燃料・弾薬と引き換えに資材や経験値を入手する事ができます。
「遠征」は旗艦(艦隊の一番左上の艦娘)のレベルと、艦隊を構成する艦娘の種類で成功・失敗が決まります。
(特定の遠征では「特定装備の個数」「艦隊全員の合計レベルが成否を分けるものもありますが、それらについては別途項目を作って説明予定です)
なお、「遠征」に参加する艦娘のすべてが「キラ状態」(別途説明項目を作ります)だと「大成功」が起きる事があり、任務が「大成功」すると本来の1.5倍の資材を入手する事ができます。
遠征によって入手した資材は「最大備蓄可能 各資材数」を超えて貯める事ができるので、イベント等に向けて大量に資材を確保したい場合にはとても重要です。
それだけでなく、「自然回復」よりも効率よく資材を集められる「遠征」が数多くありますので、日常的に「遠征」を行う事で大量の資材を稼いで使う事ができます。
3)「任務達成」による獲得
ほとんどの任務において、任務を達成して「達成」マークをクリックする事で決まった量の資材を受け取る事ができます。
この資材は「最大備蓄可能 各資材数」を超えて貯める事ができます。
任務によっては達成のための出撃に使う資材でマイナスになる事もありますが、簡単な条件でそれなりの資材を受け取る事ができる任務も数多くありますので、計画的に任務を受注して達成するようにすると、資材繰りがず随分と楽になります。
4)「マップ上で拾う」事による獲得
海域に出撃すると、ルートの中で「資材」を拾う事ができるマスに到達する事があります。これによっても資材を入手する事ができます。
しかし、大抵の場合において「出撃」で使う資材の方が多くなる傾向にあるため、狙って獲得しに行くよりは「拾えたらラッキー」程度に考えるといいでしょう。
ですが、艦隊の構成やマップによっては狙って「資材」が出るマスに到達し、「出撃」で使う資材よりも稼げる場合があるので、その場合は狙って獲得するのもありです。
5)艦娘の「解体」による獲得
艦娘を「解体」する事で、微量ながら資材を得る事ができます。
艦娘を「解体」すると、その艦娘は艦隊から消えてしまい、戻ってきません(建造やドロップで入手し直す事はできます)。
この獲得資材も「最大備蓄可能 各資材数」を超えて入手が可能です。
最初のうちは艦娘を揃えるために「解体」はしないほうがいいですが、艦娘の種類が揃ってきたらダブリを解体するなどして、ちょっとした資材を獲得する事ができるようになります。
6)装備の「破棄」による獲得
艦娘が装備できる装備アイテムを「破棄」する事で、ごく微量ながら資材を獲得する事ができます。
装備を「破棄」すると、その装備は消えてしまい、戻ってきません(開発や艦娘所持アイテムとして入手し直す事はできます)。
この獲得資材も「最大備蓄可能 各資材数」を超えて入手が可能です。
最初のうちは装備も数多くないので「破棄」はしないほうがいいですが、上位の装備が数多く揃った場合に下位の装備を破棄するなどで資材を獲得できるようになります。
7)「課金」による資材の「購入」
あまりお勧めしないのですが、「アイテム屋」から各資材をリアル課金で購入する事ができます。この資材も「最大備蓄可能 各資材数」を超えて入手が可能です。
しかし、基本的には資材は自然回復しますし、イベント時に「イベント残り期間がもうなく、後1回で完全攻略できるのに資材がもうない!」と言った場合でもない限り購入する事はお勧めできません。
(そういう場合でもお勧めはしません。海域攻略によって得られる艦娘は「先行配信」であり、待っていればいつかはドロップか建造で入手可能になるからです)
課金するならもっと別のことに課金した方が艦これを長く楽しめます。
以上です。
この「燃料」「弾薬」「鋼材」「ボーキサイト」以外によく使うものとして「高速修復剤」「高速建造剤」「開発資材」というものがありますが、それについては別途「資材について(その2)」という項目を作って説明したいと思いますので、続報をお待ち下さい。
艦これでは主に「燃料」「弾薬」「鋼材」「ボーキサイト」を稼ぎ、それを用いてプレイを進めます。
しかし、その他に利便性を高めるアイテムや建造・開発を行うためのアイテムとして使う資材があります。「高速修復剤」「高速建造剤」「開発資材」です。
1)「高速修復剤」
見た目から通称「バケツ」とも呼ばれます。
入渠時に「高級修復剤」にチェックを入れて入渠させると、「高速修復剤」1つを消費する代わりに一瞬で入渠が完了します。
また、すでに入居している艦娘に対して、画面の右側にある「高速修復」を選択すると、「高速修復剤」1つを消費する代わりにその時点で入渠が完了します。
入渠に長時間を要する場合や、イベントなどで急いで攻略を進めたい場合に非常に便利です。
「アイテム」画面からは99個までしかストックを確認できませんが、実際は1000個以上貯める事ができます。99個以上の数の確認は入渠画面で行うといいでしょう。
「高速修復剤」は任務達成時の報酬や遠征成功時のおまけ、海域のアイテムマス、リアル課金で入手する事ができます。
この資源は「長距離航海演習」という任務を行う事で50%の確率で入手できるため、比較的容易に入手が可能です。
2)「高速建造剤」
見た目から通称「バーナー」といい、高速建造剤を使う事を通称「炙る」と言います。
建造時に「高速建造剤」を「使用する」にして建造を行うと、「高速建造剤」1つを消費する代わりに一瞬で建造が完了します。
また、すでに建造を行っている状態で、画面の右側にある「高速建造」を選択すると、「高速建造剤」1つを消費する代わりにその時点で建造が完了します。
(ただし、「大型艦建造」を行っている場合、消費する「高速建造剤」は10個になります)
建造を行った結果待ち時間が長かった場合などに使うとストレスなく建造を進める事ができるようになります。
「アイテム」画面からは99個までしかストックを確認できませんが、実際は1000個以上貯める事ができます。99個以上の数の確認は建造画面で行うといいでしょう。
「高級建造剤」は任務達成時の報酬や遠征成功時のおまけ、海域のアイテムマス、リアル課金で入手する事ができますが、海域のアイテムマスで入手するのは困難なので狙うのは難しいです。
この資源はデイリーの任務達成で地道に増えて行くので、1時間未満の建造には使わないようにする事で容易に貯める事ができます。
3)「開発資材」
艦娘の建造、装備の開発時に必ず必要になる資源です。
通常であれば艦娘の建造時には1つ、装備の開発時にも1つ使用します(ただし、開発に失敗した場合は戻ってきます)。
「アイテム」画面からは99個までしかストックを確認できませんが、実際は1000個以上貯める事ができます。99個以上の数の確認は母港画面で行うといいでしょう。
「開発資材」は任務達成時の報酬や遠征成功時のおまけ、海域のアイテムマス、リアル課金で入手する事ができますが、海域のアイテムマスで入手するのは困難なので狙うのは難しいです。
この資源はデイリーの任務達成で地道に増えて行くので、毎日デイリー消化分以上の建造・開発を行わないようにする事で地道に貯まっていきます。
しかし、「大型艦建造」では開発資材を「1個」「20個」「100個」から選択が可能で、開発資材が多い方が良い艦娘が建造されやすいという情報があるため、「大型艦建造」に手を出し始めると途端に数が減ってきます。
開発資材は入手できる手段が本当に限られているため、計画的に使用するようにしましょう。
ちょっと気が早いんですが、戦闘について、基本的なところをまとめておきます。
戦闘は、「陣形選択」「索敵」「航空戦」「航空爆雷撃」「支援艦隊攻撃」「先制雷撃」「砲撃戦」「雷撃戦」「夜戦の判断」「夜戦」「結果表示」の順で行われます。
(この分類はあくまでこのサイト独自の物です)
1)陣形選択
戦闘開始が確定した場合、まず自艦隊の陣形を選ぶ必要があります。ただし、自艦隊が3隻以下の場合は選択する必要はなく、自動的に単縦陣になります。
陣形は最初のうちは「単縦陣」で構いませんが、選んだ陣形により「砲撃・雷撃の威力・命中力」「対潜水艦の威力・命中力」が変わると言われています。
また、攻撃を「回避」する確率や攻撃があたった時に「装甲」の値が上昇するという説もあります。(防御効果はないというのが最近の定説のようですが、個人的な体感としては防御効果はあるように思います)。
陣形を選択したら、戦闘に突入します。
2)索敵
戦闘突入に際し、索敵ができる装備を持っていたり、艦娘の「索敵」値が高ければ、索敵フェイズが発生します。
索敵に成功した場合、自艦隊の命中と回避が向上します。
索敵に失敗した場合、画面上では「命中・回避DOWN」と表示されますが、実際には下がっているわけではなく「上昇していない」だけです。
ちなみに、索敵に失敗すると次の「航空戦」フェイズで一方的に攻撃を受ける結果になりますが、索敵に失敗するという事はそもそもの航空戦力が足りていないので、どちらにせよ航空戦フェイズでは活躍は期待できません。
3)航空戦
索敵の後、敵か味方に「水上機母艦」「航空戦艦」「航空巡洋艦」「軽空母」「正規空母」「装甲空母」がいて、かつその艦娘が装備として航空機を装備している場合には航空戦が発生します。
航空戦はまず制空権の確保からはじまり、制空権を確保した方が有利に攻撃を進められます。
航空戦で互いに航空機を減らした後、生き残った航空機が艦娘を攻撃してきます。この攻撃に対して艦娘は「対空」の能力を使って相手を撃墜する事ができ、最終的に生き残った航空機が艦娘に爆撃と雷撃でダメージを与えてきます。この実際に攻撃されるまでにどれだけの航空機を撃墜できるかで受けるダメージが大きく変わってきます。
ちなみにこの航空戦で撃墜された航空機は失われますが、補給時に1機ごとにボーキサイト5を消費して勝手に補充されます。航空戦で航空機が全滅した場合、後の砲撃戦フェイズで航空機での攻撃ができなくなります。
この航空戦は「基地航空隊の噴式航空機による航空戦」「基地航空隊による航空戦」「噴式航空機による艦隊の航空戦」「艦隊の航空戦」の順に行われます。
この航空戦の間に、艦隊に所属している艦娘の装備によって「対空カットイン」が発生する場合があります。対空カットインが発生した場合、相手側の航空機に普段以上の被害を与える事ができ、結果として相手の航空機をゼロにして砲撃戦での攻撃手段を奪うことができる場合があります。
この航空戦の結果は「制空権喪失」「航空劣勢(表示なし)」「航空互角(表示なし)」「航空優位」「制空権確保」の5段階に別れ、「航空優位」「制空権確保」に至った場合、「触接」が発生します。
「触接」が発生している状態で攻撃する艦娘が主砲を2門以上かつなんらかの航空機を装備している場合「触接」による連撃・カットインが発生する事があります。
4)航空爆雷撃
航空戦で航空機が生き残った場合、生き残った航空機が爆撃と雷撃で相手を攻撃します(装備で言うと艦攻が雷撃・艦爆が爆撃です)。
航空爆雷撃では潜水艦にはダメージを与えることはできません。
航空爆雷撃では砲撃戦前に相手にダメージを与えられるため、先制して相手を撃沈できれば相手の攻撃を減らす事ができ、非常に有利です。
航空瀑雷撃は「基地航空隊の噴式航空機による航空戦」「基地航空隊による航空戦」「噴式航空機による艦隊の航空戦」「艦隊の航空戦」の航空戦フェイズの度に発生しますので、最大4フェイズの攻撃が行われます。
5)支援艦隊攻撃
航空戦の後、第5海域やイベント海域で出せる「前衛支援任務」「艦隊決戦支援任務」を遠征として出していた場合、「前衛支援任務」であれば道中戦、「艦隊決戦支援任務」であればボス戦で支援艦隊が支援に訪れて攻撃してくれる場合があります。
どちらも支援艦隊の旗艦がキラキラ状態だと高い可能性で支援に訪れてくれるので、旗艦をキラキラ状態にしておくことが重要です。
詳しくは基礎知識:「支援任務」を参照してください。
6)先制雷撃
航空戦の後、今度は10レベル以上の潜水艦(潜水母艦含む)と、「甲標的」という装備を装備した艦娘によって先制の雷撃が放たれます。雷撃は潜水艦にはあたりません。
先制雷撃はそれができるものすべてが一斉に行い、一斉に解決されるので、1隻に集中してオーバーキルになる可能性があります。
先制雷撃は砲撃戦前に相手にダメージを与えられるため、先制師で相手を撃沈できれば相手の攻撃を減らす事ができ、非常に有利です。
先制雷撃のダメージは艦娘の能力「雷装」によって決まります。
7)砲撃戦
先制雷撃の処理が終わったら、今度は艦娘と深海棲艦が大砲で撃ちあう砲撃戦が発生します。
砲撃戦は潜水艦以外の艦が自陣・敵陣の順で、「射程距離の長い順」に砲撃を撃ち合います。
砲撃のダメージは艦娘の能力「火力」によって決まります。
通常の砲撃は1回だけでダメージも100%ですが、「触接」が発生し、かつ攻撃する艦娘が主砲2門以上と水上機を装備している場合、2回連続攻撃やダメージ200%以上のカットイン攻撃が発生する事があります。
また、空母も自分の順番で航空機を飛ばして攻撃を行う事ができます。しかし、空母は装甲空母(大鳳・翔鶴改二甲・瑞鶴改二甲)以外は中破以上の損害状況になった場合は攻撃ができなくなり、順番がスキップされますので注意が必要です。
砲撃戦において潜水艦に対する攻撃だけは特別扱いになり、対潜攻撃可能な装備をしているものか駆逐艦・軽巡洋艦・重雷装巡洋艦にしか潜水艦は攻撃できず、しかも潜水艦を攻撃可能なものは全て潜水艦が生きている限り潜水艦を優先して攻撃してしまいます(これは夜戦でも一緒です)。
なお、砲撃戦は基本的に敵陣・自陣で1順したら終わりですが、敵か味方に「戦艦」がいる時は2巡目が発生します。
2巡目の砲撃については自陣・敵陣の「上から順」に砲撃を撃ち合います。2巡目には射程距離は関係ありません。
戦艦がいると2巡目が発生する都合上、雷撃戦をメインとする艦隊には無理に戦艦を入れない方が有利な場合があります。
8)雷撃戦
砲撃戦を終了した後、自動で雷撃戦が発生します。
雷撃戦に参加できるのは「中破」未満のダメージ状態で、かつ「雷装」の値が0でない事が必要になります。
全員この条件を満たしていない場合雷撃戦はスキップされます。
雷撃のダメージは艦娘の能力「雷装」によって決まります。雷撃は潜水艦にはあたりません。
なお、先制雷撃に参加した艦娘も、雷撃戦には普通に参加できます(中破以上でなければ)。
雷撃は一斉に発射されて一斉に解決されるので、1隻に集中してオーバーキルになる可能性があります。
9)夜戦の判断
雷撃戦が解決されても敵陣営をすべて撃破できていない場合、夜戦をするかどうかの判断をプレイヤーが行います。
演習・戦闘においては敵を全員撃破して「勝利S」「完全勝利S」の評価になると、本来の経験値より20%多い経験値を得る事ができるので、夜戦で敵を殲滅できそうであれば夜戦をしかけるのも大事です。
しかし、夜戦を行うと本来戦闘で消費する「燃料」「弾薬」に加えて、夜戦分の「燃料」「弾薬」を消費します。これは帰投後の補給に影響するだけでなく、海域攻略中の燃料・弾薬切れの原因にもつながりますので、本当に大事な時以外は夜戦をしない決断をするのも重要です。
夜戦をする場合は「夜戦突入」を、しない場合は「追撃せず」を選びます。
夜戦については、「大破」状態の艦娘は一切行動ができなくなってしまうので、何人大破しているかをしっかりと把握しておくようにする事と、空母は夜戦では行動できないのでその点を把握しておくのが重要です。
夜戦の判断の前に、まず基礎知識:夜戦の特徴を一読する事をおすすめします。
10)夜戦
夜戦をすると選択した場合、夜戦が行われます。
夜戦は自陣営・敵陣営共に「上から順に」攻撃を行います。
残念ながら大破した艦娘と空母は行動ができないのでスキップされてしまいます。
夜戦の攻撃は「火力」「雷装」の両方の能力が関係し、昼間は小さなダメージしか出せなかった駆逐艦や軽巡洋艦がとんでもない大ダメージを叩き出す事がよくあります。
なお、夜戦に限り、艦娘の装備によってランダムで「カットイン攻撃」と呼ばれる演出付きで大ダメージが出る攻撃や、「連撃」と呼ばれる2回連続でダメージを与える攻撃が出ることがあります。
カットイン攻撃と連撃については、それを狙う装備構成が決まっているので、後々ご紹介します。
また、川内改二の装備である「九八式水上偵察機(夜偵)」を装備している艦娘が艦隊におり、かつ昼戦での航空戦の結果が「空権確保」「航空優勢」「航空劣勢」のいずれかの場合、夜偵による「夜間触接」が発生し、攻撃力の増加、クリティカル率の向上が発生する場合があります。発生率は夜偵が1個で70%程度、2個装備で90%程度と言われています。
注意が必要な点として、潜水艦が夜戦でも生き残っている場合、潜水艦に攻撃可能なものは全て潜水艦を優先して攻撃を行ってしまい、「カットイン攻撃」も「連撃」も出なくなります。
11)結果表示
砲撃戦・雷撃戦で敵を殲滅した場合、あるいは夜戦せずに「追撃せず」を選んだ場合、もしくは「夜戦」を選び夜戦が終了した段階で戦闘は終了し、戦闘の結果が表示されます。
戦闘の結果は「敗北E」「敗北D」「戦術的敗北C」「戦術的勝利B」「勝利A」「勝利S」「完全勝利S」のいずれかになります。
戦闘の結果については基礎知識:勝利条件についてを参照してください。
演習ではなく出撃での戦闘の場合、「戦術的勝利B」以上の勝利をすると艦娘がドロップする場合があります。
なお、出撃での勝率(戦術的勝利B以上の勝利の割合)はイベント参加時の条件となる事がありますので、無闇に負ける戦闘を繰り返すのはお勧めできません。
(今のところ演習での勝率は何にも関わっていない様子なので、演習は好きなだけ負けて問題なさそうです)
第1海域である「鎮守府海域」まではドロップする艦娘だけを使って攻略する事が可能な海域ですが、第2海域である「南西諸島海域」以降になると、ドロップした艦娘だけを使って攻略するのが難しくなってきます。
そのため、本格的に「建造」を行う必要が出てきます。
(建造には通常の「建造」と、後に出来るようになる「大型艦建造」がありますが、ここでは通常の建造を取り上げます)
このBlogでは「建造は燃料30・弾薬30・鋼材30・ボーキサイト30(通称ALL30)で良い」と書いていましたが、ある程度艦娘が揃ってくると出てくる艦娘も決まってしまい、艦隊の編成に選択肢が少なくなってきてしまいます。
そこで、今回は「欲しい種類の艦娘を入手しやすくなる資材の配合方法(レシピ)」について説明します。
今一般に出回っているレシピについては「レア駆逐艦レシピ」「戦艦レシピ」「空母レシピ」というのが一般的ですので、私が良く使うレシピの配分とともに出る艦娘について説明します。
1)レア駆逐艦レシピ
レアな駆逐艦である「島風」「雪風」を狙い撃ちするレシピです。
(海外艦の「Z1」を旗艦にしている場合、「Z3」も出ます)
外した場合「軽巡洋艦」「重巡洋艦」が出てしまいますが、このレシピで出てくる駆逐艦は「島風」と「雪風」、「Z1」を旗艦にしている場合は追加で「Z3」が出るだけです。
配合:燃料250・弾薬130・鋼材200・ボーキサイト30
なお、このレア駆逐艦レシピでは「潜水艦」である「伊168」「伊58」「伊8」も出現します。
潜水艦を狙い撃ちするレシピは確立しておらず、今のところこの「レア駆逐艦レシピ」を使って狙うのが一番効率が良いようです。
2)戦艦レシピ
いわゆる戦艦と呼ばれる「長門」「陸奥」「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」「伊勢」「日向」「扶桑」「山城」を狙い撃ちするレシピです。「大和」と「武蔵」は決して出ません。
外した場合「軽巡洋艦」「重巡洋艦」が出てしまいますが、逆に言うと「重巡洋艦」を狙うのにも使えるという事です。
配合:燃料400・弾薬30・鋼材600・ボーキサイト30
3)空母レシピ
いわゆる水上機母艦と呼ばれる「千歳」「千代田」、軽空母と呼ばれる「鳳翔」「龍驤」「祥鳳」「瑞鳳」「飛鷹」「隼鷹」、正規空母と呼ばれる「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」「翔鶴」「瑞鶴」を狙い撃ちするレシピです。装甲空母である「大鳳」は決して出ません。
外した場合「駆逐艦」「軽巡洋艦」「重巡洋艦」が出てしまいます。
配合:燃料300・弾薬30・鋼材400・ボーキサイト300
このレシピは高い確率を保証するものではありませんが、参考情報の一例として挙げておきます。
特定の編成を行いたい際に特定の艦種が欲しくなった際にお試し下さい。
なお、建造で用いる資材は海域攻略でも使う資材になりますので、躍起になって建造を繰り返し、海域に出撃できないという事のないようにご注意下さい。
現在通常の「建造」でしか入手できない艦娘は「伊8」のみ、大型艦建造でしか入手できない艦娘は「大和」「大鳳」「能代」「矢矧」「あきつ丸」のみ、建造でも大型艦建造でも入手できない艦娘は「武蔵」と「伊401」だけで、他の艦娘はどこかの海域でドロップ可能です。
無理に建造するのではなく、海域ドロップを狙った方がいいのか、建造で入手を目指すのかをしっかりと考えて下さい。
さて、第1海域である「鎮守府海域」も攻略を終了しましたので、ちょっとここで攻略以外の所に目を向けましょう。
任務を地道に達成していれば、この時点ですでに第2艦隊は開放されているかもしれませんが、今回は「艦隊の開放」について説明をします。
任務を達成していく中で、「第2艦隊」「第3艦隊」「第4艦隊」を開放する事ができるようになり、開放した艦隊を使って海域の攻略や、「遠征」を行う事ができるようになります。
(特に「遠征」は「第1艦隊」ではできず、第2艦隊以降は各艦隊が遠征に行けるようになるため、艦隊の開放は遠征の数が増える事とイコールであり、資材の獲得量を増やす事ができるようになります)
では、今回は「第2艦隊の開放」「第3艦隊の開放」「第4艦隊の開放」について、どのようにすればいいかを説明します。
1)「第2艦隊の開放」について
すでに解放済みかもしれませんが、手順を説明します。
まず最初に任務の『「水雷戦隊」を編成せよ!』を達成します。これは軽巡洋艦1隻を旗艦にし、配下に駆逐艦を置く事ですぐに達成できます。
すると、次に『6隻編成の艦隊を編成せよ!』という任務が発生します。これは文字通り、第1艦隊に6隻の艦娘を配置すれば達成です。
『6隻編成の艦隊を編成せよ!』を達成すると、任務報酬として「第2艦隊」が開放され、艦隊が遠征に出られるようになります。
2)「第3艦隊の開放」について
第3艦隊の開放についてはいくつかの任務をこなす必要があります。
まず最初に任務の『軽巡2隻を擁する隊を編成せよ!』を達成します。これは軽巡洋艦2隻を編成した艦隊を組む事で達成になります。
次に、『「重巡戦隊」を編成せよ!』という任務が発生します。この任務は艦隊に2隻の重巡洋艦を編成する事で達成できます。
すると最後に『「川内」型軽巡姉妹の全3艦を編成せよ!』という任務が発生します。この任務は艦隊に軽巡洋艦の「川内」「神通」「那珂」の3隻の艦娘を編成する事で達成できます。
『「川内」型軽巡姉妹の全3艦を編成せよ!』を達成すると、任務報酬として「第3艦隊」が開放されます。
この一連の任務で一番難しいのは『「川内」型軽巡姉妹の全3艦を編成せよ!』だと思います。特に「川内」は他の2隻に比べてレアリティが高いので入手しづらく苦労します。
「川内」は第4海域までであればどこでもドロップ可能ですので、自分にとって攻略しやすい海域でドロップを狙うか、建造を試してみて下さい。
3)「第4艦隊の開放」について
第4艦隊の開放は一番手間取るところであり、中盤以降にならないと達成は難しいかも知れません。
まず、第3艦隊を開放すると新任務『「妙高」型重巡姉妹の全4隻を編成せよ!』が発生します。これは艦隊に重巡洋艦の「妙高」「那智」「足柄」「羽黒」を編成する事で達成できます。
『「妙高」型重巡姉妹の全4隻を編成せよ!』を達成すると、新しく『「金剛」型による高速戦艦部隊を編成せよ!』が発生します。
『「金剛」型による高速戦艦部隊を編成せよ!』では艦隊に戦艦の「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」を編成する事で達成できます。これにより「第4艦隊」が開放されます。
この一連の任務では、重巡洋艦4隻と戦艦4隻が必要になるため、重巡4隻は最低でも1-4、戦艦4隻は2-1以降まで進まないとドロップしないですし、特に戦艦の4隻は安定して入手できるのが3-2以降と非常に苦労します。
建造で揃えてさえしまえば海域攻略の必要はありませんが、海域がそこまで攻略出来ていない状態で重巡洋艦4隻と戦艦4隻を建造するには相当の資材を投入する事になりますので、大人しく海域を攻略していった方が無駄なく艦隊を開放する事ができるようになりますので、無理は控えましょう。
さて、2-3まで攻略が進みましたが、2-4は「艦これのチュートリアル最終章」と呼ばれる程に艦これの全てが詰まったマップです。
そのため、今まで説明していなかった部分についても「進撃するか撤退するか」「夜戦するか追撃せずを選ぶか」の判断基準に加える必要があります。
そこで、2-4攻略前に基礎知識としていくつかの情報を説明させて頂きます。
まずは、「交戦形態」についてです。
今まで戦闘を行っている中で、「T字有利」「同航戦」「反航戦」「T字不利」という文字を見かけた事があると思います。
これは、艦隊同士がどのような形で戦闘を行っているかを表す「交戦形態」となります。
1)「T字有利」
「T字有利」とは、自艦隊と敵艦隊の位置関係が「T」の字になる交戦形態で、自艦隊が腹を見せている場合に「T字有利」となります。
この画像では自艦隊が「⇒」側の場合にT字有利になります。
「T字有利」の状態では、通常である「同航戦」に比べ、自艦隊と相手艦隊の攻撃力が20%増しになります。
「有利」という表現ですが、攻撃力の増加は自艦隊・相手艦隊共に発生するため、多大なダメージが行き交う戦闘になります。
2)「同航戦」
「同航戦」とは、自艦隊と敵艦隊がお互いに同じ方向を向き、腹を見せ合う形で戦う交戦形態を指します。
「同航戦」においては有利不利は発生しません。
「同航戦」の状態では、自艦隊・敵艦隊ともに攻撃力に修正はかかりません。
3)「反航戦」
「反航戦」とは、自艦隊と敵艦隊が互いに反対方向を向き、腹を見せ合う形で戦う交戦形態を指します。
「反航戦」においても有利不利は発生しません。
「反航戦」の状態では、自艦隊・敵艦隊ともに攻撃力が同航戦の20%減となりますので、火力を活かし切れない戦闘になる可能性があります。
敵艦隊の攻撃力が減る都合上、ボス戦ではなく雑魚戦では被害が少なくて済む場合があり、逆にありがたい場合が多々あります。
4)「T字不利」
「T字不利」とは、自艦隊と敵艦隊の位置関係が「T」の字になる交戦形態で、自艦隊が頭を見せている場合に「T字不利」となります。
この画像では自艦隊が「↑」側の場合にT字不利になります。
「T字不利」の状態では、通常である「同航戦」に比べ、自艦隊と相手艦隊の攻撃力が40%減になります。
「T字不利」の状態では、自艦隊・敵艦隊共に攻撃力が激減するため、火力を生かせずに勝利を取れない場合が多々発生します。
敵艦隊の攻撃力が激減する都合上、ボス戦では都合が悪いですが、雑魚戦では結果的なダメージが少なくて済む場合が多く、助かる事もしばしばです。
なお、この交戦形態はランダムで発生し、基本的に自分で選ぶ事はできません。
例外として、空母に「彩雲」という艦上偵察機を装備させる事で「T字不利」を減らし、「反航戦」を増やす事が可能になります。
「彩雲」を装備させる事で「T字不利」が減るというのはボス戦での火力不足を回避するという面で優秀ですが、ボスに辿り着くまでの戦闘で「T字不利」が減るため受けるダメージが増えるなどの欠点もありますので、火力の必要な戦闘に赴く際には「彩雲」を装備させ、そうではない戦闘に赴く際は装備を外しておくなどの調整ができるとより良いと言えます。
なお、「彩雲」ですが、装備さえしていれば効果を発揮しますので、装備する際は空母のスロット数が一番少ないスロットを利用するといいでしょう。
続いて、陣形の効果について説明をします。
今までは「単縦陣」だけで攻略を進めてきましたが、2-4を攻略するにあたっては陣形の効果を理解し、雑魚戦・ボス戦で陣形を使い分ける必要があります。
(主に2-4では道中の被弾・航空攻撃によるダメージを減らして進撃し、ボス戦では火力の全てを活かすために使い分けます)
「陣形」には「単縦陣」「複縦陣」「輪形陣」「梯形陣」「単横陣」の5種類がありますが、先に簡単なまとめを表にしておきます。
陣形名 | 編成 | 砲撃 | 対潜 | 雷撃 | 対空 | オカルト |
---|---|---|---|---|---|---|
「単縦陣」 | 1~ | 100% | 45% | 100% | 100% | 雷撃命中UP |
「複縦陣」 | 3~ | 80% | 60% | 80% | 120% | 砲撃命中UP・装甲UP |
「輪形陣」 | 5~ | 70% | 90% | 100% | 160% | 雷撃命中DOWN・かばう率UP |
「梯形陣」 | 4~ | 60% | 75% | 60% | 100% | 夜戦マップ時回避UP |
「単横陣」 | 4~ | 60% | 100% | 100% | 100% | 砲撃命中UP・雷撃命中DOWN・回避UP |
1)「単縦陣」
艦隊が縦一列に並ぶ基本的な陣形で、艦隊の編成が3隻以下の場合自動的に「単縦陣」が選択されます。
単縦陣では定説として以下の修正がかかると言われています。
・砲撃威力:100%
・対潜威力:45%
・雷撃威力:100%
・対空性能:100%
なお、これは定説ではなく個人的な体感ですが、単縦陣を選ぶと他の陣形に比べて雷撃の命中が高くなる印象があります。
基本的に相手に潜水艦がいない場合で、火力を十分活かしたい時には「単縦陣」が推奨であると言えます。
2)「複縦陣」
艦隊が縦二列に並ぶ陣形で、艦隊の編成が4隻以上の場合に選択する事ができる陣形です。
複縦陣では定説として以下の修正がかかると言われています。
・砲撃威力:80%
・対潜威力:60%
・雷撃威力:80%
・対空性能:120%
なお、これは定説ではなく個人的な体感ですが、複縦陣を選ぶと艦隊が受けるダメージが少なくなり、砲撃の命中が高くなる印象があります。
基本的には選ぶ必要はありませんが、オカルトのレベルとして命中向上・ダメージ減少を狙いたい時に選ぶといいかも知れません。
3)「輪形陣」
艦隊が旗艦と二番艦を取り囲むように守る陣形で、艦隊の編成が5隻以上の場合に選択する事ができる陣形です。
輪形陣では定説として以下の修正がかかると言われています。
・砲撃威力:70%
・対潜威力:90%
・雷撃威力:100%
・対空性能:160%
なお、これは定説ではなく個人的な体感ですが、輪形陣を選ぶと雷撃の命中率が大幅に下がり、僚艦が旗艦をかばう確率が高くなる印象があります。
砲撃威力と対潜威力のバランスが良く、ボス戦で何隻か潜水艦がいて、それに対してS勝利を狙いたい時に選ぶといいでしょう。
4)「梯形陣」
艦隊が斜め方向に並んで進む陣形で、艦隊の編成が4隻以上の場合に選択する事ができる陣形です。
梯形人では定説として以下の修正がかかると言われています。
・砲撃威力:60%
・対潜威力:75%
・雷撃威力:60%
・対空性能:100%
なお、これは定説ではなく個人的な体感ですが、梯形陣を選ぶと夜戦マップでの回避率が格段に高くなる印象が強くあります。
(事実、私は夜戦マップである5-3を道中は梯形陣だけで押し切って攻略しました)
基本的には選ぶ必要のない陣形ですが、5-3など夜戦マップで大破撤退を繰り返している時などはオカルトレベルですがってみると良いでしょう。
5)「単横陣」
艦隊が横一列に並んで進む陣形で、艦隊の編成が4隻以上の場合に選択する事ができる陣形です。
単横陣では定説として以下の修正がかかると言われています。
・砲撃威力:60%
・対潜威力:100%
・雷撃威力:100%
・対空性能:100%
なお、これは定説ではなく個人的な体感ですが、単横陣を選ぶと砲撃の命中率が上がると同時に雷撃の命中率が格段に下がり、また敵の攻撃からの回避率も上がる印象があります。
対潜能力を100%発揮できる唯一の陣形のため、潜水艦が数多く出現するマップや演習で潜水艦隊と戦う際には必須の陣形です。
また、3-2の戦艦マスなど「とにかく自分の攻撃はどうでもいいから回避を上げたい」という時にオカルトレベルで試してみると良いでしょう。
艦これでは基本的にボス的に到達し、「戦術的勝利B」以上の勝利段階になるとボスを撃破したとみなし、次の面・海域が開放されます。
後半海域では勝利条件ではなくボス撃沈がトリガーになって敵の戦力ゲージが減少し、敵の戦力ゲージを0にした状態でボスを撃沈すると次の面・海域が開放されますが、序盤では「夜戦に突入せずに”戦術的勝利B”以上になるか?」「夜戦を行えば”戦術的勝利B”以上を達成できるか?」という判断が必要となります。
夜戦に突入せずに「戦術的勝利B」を達成できるのであれば被害が発生して勝利段階が下がる可能性がある夜戦を行う必要はありませんし、昼戦終了時に「戦術的勝利B」の条件を達成していなければ一縷の望みにかけて夜戦に突入すべきだからです。
勝利状態には「完全勝利S」「勝利S」「勝利A」「戦術的勝利B」「戦術的敗北C」「敗北D」「敗北E」の勝利段階があり、それぞれに条件が設定されています。
1)「完全勝利S」
A)自艦隊が全くダメージを受けず、かつ敵艦隊全員を撃沈すると「完全勝利S」。
B)演習では自艦隊が全くダメージを受けず、相手艦隊全員を「撃沈扱いの大破」(耐久1でかつ行動ができない・標的にできない状態)にすると「完全勝利S」。
2)「勝利S」
A)自艦隊にダメージはあるものの、敵艦隊全員を撃沈すると「勝利S」。
ただし、自艦隊に撃沈者が1隻でもいる場合、戦術的勝利Bになります。
B)演習では相手艦隊全員を「撃沈扱いの大破」にすると「勝利S」。
ただし、自艦隊に「撃沈扱いの大破」のものがいると勝利Sにはなりません。
3)「勝利A」
A)自艦隊に撃沈者がいない状態で、敵艦隊を半数以上撃沈(演習時は「撃沈扱いの大破」)した場合「勝利A」。
ただし、敵艦が6隻の場合4隻の撃沈が必要で、敵旗艦の撃沈有無は問いません。
4)「戦術的勝利B」
A)自艦隊に撃沈者(演習時は「撃沈扱いの大破」)がいない状態で、敵旗艦を撃沈(演習時は「撃沈扱いの大破」)した場合は「戦術的勝利B」。
B)敵旗艦生存で、かつ敵の被害ゲージが自軍の被害ゲージの2.5倍以上だった場合「戦術的勝利B」。
C)自艦隊に撃沈者(演習時は「撃沈扱いの大破」)があり、かつ敵艦隊を半数以上撃沈(演習時は「撃沈扱いの大破」)した場合は「戦術的勝利B」。
ただし、敵艦が6隻の場合4隻の撃沈(演習時は「撃沈扱いの大破」)が必要で、敵旗艦の撃沈有無は問いません。
5)「戦術的敗北C」
A)敵旗艦生存で、かつ敵の被害ゲージが自軍の被害ゲージの2.5倍未満だった場合「戦術的敗北C」。
B)自艦隊に撃沈者(演習時は「撃沈扱いの大破」)があり、かつ自軍の撃沈数(演習時は「撃沈扱いの大破」)が相手を上回っている場合「戦術的敗北C」。
6)「敗北D」
A)敵艦隊に与えたダメージが微小の場合、「敗北D」。
B)自軍および敵軍の被害が双方0の場合も「敗北D」。
C)敵旗艦生存で、かつ自軍の被害ゲージが敵の被害ゲージより高い場合「敗北D」。
7)「敗北E」
A)自軍の半数以上が撃沈(演習時は「撃沈扱いの大破」)だった場合「敗北E」。
B)敵艦隊に与えたダメージ0、かつ自軍の被害ゲージが高い場合「敗北E」。
基本的には「自艦隊に撃沈者がなく、敵旗艦を撃沈する」か、「自艦隊に撃沈者がなく、敵旗艦は生存していても、敵艦隊の半分以上を撃沈する」事ができれば安定して「戦術的勝利B」を取る事ができます。
夜戦突入前に上記の条件を満たしていれば「追撃せず」で構いませんし、夜戦をする事で上記を達成できるようなら「夜戦突入」を、夜戦に突入しても上記の条件が達成できないようであればそれ以上の被害を避けるために「追撃せず」を選んで敗北する事をお勧めします。
序盤の海域においては、ボス敵を攻略する際「戦術的勝利B」の条件を達成していなければ次マップは開放されないため、夜戦に突入するかの判断が必要になります。
しかし夜戦は昼戦とは違ういくつかの特性があるため、夜戦の特徴を知らない状態で夜戦に突入すると手酷い損害を受けないとも限りません。
そこで、2-4攻略前に夜戦の特徴について触れておきます。
1)夜戦では与えるダメージ・与えられるダメージが大きい
すでに経験済みかも知れませんが、昼戦の砲撃・雷撃では大きなダメージを出す事のできない駆逐艦や軽巡洋艦が夜戦の攻撃で大きなダメージを出す事ができるようになります。
また、重巡洋艦や戦艦の攻撃もダメージが大きくなったように感じられたと思います。
これは、「夜戦火力の計算」と「火力キャップの向上」による効果です。
1-1)「夜戦火力の計算」
昼戦の攻撃では砲撃戦では「火力」値を、雷撃戦では「雷装」の値を使ってダメージを計算します。
しかし、夜戦でのダメージは「火力+雷装」の値を元にダメージを計算します。そのため、「雷装」を持つ駆逐艦・軽巡洋艦・重雷装巡洋艦・重巡洋艦の攻撃ダメージが桁外れに大きくなります。
1-2)「火力キャップの向上」
昼戦での攻撃(砲撃・雷撃)では、クリティカルによる補正を入れる前のダメージ量に「150」前後の規制がかかり、150以上のダメージが出辛くなっています。
同様に昼戦での対潜攻撃も、クリティカルによる補正を入れる前のダメージ量に「100」前後の規制がかかっています。
しかし、夜戦においては「火力+雷装」を元に、クリティカルによる補正を入れる前のダメージ量に対する規制が「300」前後となり、150を超えるダメージが出やすくなります。
この場合の「クリティカル」は画面表示上の「Critical」表示ではなく、内部的に15%前後の可能性で発生する物を指します。表示上の「Critical」は実質40ダメージを超えると表示されてしまう仕様ですので、「Critical]が表示されていても内部的にはクリティカルではない可能性が高くあります。
なお、内部的な処理としてのクリティカルが発生した場合、与えるダメージが1.5倍になりますが、狙って出せるものではありませんのでいつもよりダメージが大きかった時はラッキー程度に考えておくといいでしょう。
2)夜戦では対潜攻撃はほぼ無効となる
2-3までのマップではまだ潜水艦は出てきませんが、今後海域攻略を進める中で出会う潜水艦については、夜戦ではどれだけ装備を整えても1桁前半のいわゆる「カスダメージ」しか与えられなくなります。
しかし、夜戦においても潜水艦を攻撃可能な艦娘は全て潜水艦を優先して攻撃してしまうため、昼戦終了時に潜水艦が生き残っている場合は夜戦で勝利をもぎ取るのはかなり難しくなります。
3)夜戦では「カットイン攻撃」「連撃」が発生する可能性がある
夜戦においては、攻撃する艦娘の装備によって「カットイン攻撃」あるいは「連撃」が発生する可能性があります。
ただし、相手に潜水艦が生き残っている場合、潜水艦を攻撃可能な艦娘は全て潜水艦を攻撃してしまい、「カットイン攻撃」も「連撃」も発生しなくなります。
3-1)「カットイン攻撃」
攻撃時に装備の名称と画像がカットインし、大ダメージを与える攻撃です。発生すればほとんどは命中しますが、まれに攻撃を外したりカスダメージになる事があります。
カットイン攻撃は「カットイン攻撃が可能な装備構成」をしていて、かつ「小破未満の場合は艦娘の運+15%」「小破の場合は艦娘の運+25%」「中破の場合は艦娘の運+35%」「旗艦の場合更に+5%」の割合で発生すると言われています。
(なお、装備アイテムの「探照灯」を装備している艦娘がいる場合、「自陣の艦娘の発動率+5%」「敵軍の発動率-10%」という説があります。「探照灯」は軽巡洋艦「神通」をLV60にして改二にすると入手できます)
カットイン攻撃のダメージはおよそ通常の2倍と考えて差し支えありません。
カットイン攻撃は不安定ですが、より「火力」「雷装」を求めた装備構成をすると「カットイン構成」に辿り着く事が多いので、その際は運の良い艦娘を使うといいでしょう。
カットイン攻撃が発生しなかった場合、普通に1回攻撃を行い100%のダメージを与えます。
3-2)「連撃」
敵艦に対し2回連続でダメージを与える攻撃です。発生した場合、普通に攻撃を外す場合もありますし、カスダメージになる事もあります。
連撃は「連撃可能な装備構成」をしていればほぼ100%に近い確率で発生します。
連撃のダメージは通常の夜戦ダメージの1.2倍が2回与えられると考えて差し支えありません。そのため、同じ「火力」と「雷装」の装備であれば、不確定な「カットイン攻撃」よりも確実性がありダメージも大きい「連撃」は非常に有利です。
連撃が発生しなかった場合、普通に1回攻撃を行い100%のダメージを与えます。
3-3)「カットイン攻撃」「連撃」が可能になる装備構成
「カットイン攻撃」が可能になる装備構成、「連撃」が可能になる装備構成は以下となります。
「カットイン攻撃」「連撃」は発生しなくても通常ダメージが与えられるので、積極的に「カットイン攻撃」「連撃」が可能な装備構成をして行きましょう。
「カットイン攻撃」「連撃」に関わる装備の種別は「主砲」「副砲」「魚雷」のみです(装備の種別は「図鑑表示」の「装備図鑑」で調べる事が可能です)。
「主砲」「副砲」「魚雷」に分類されない装備はカットイン攻撃・連撃の発生を妨げないので、「九一式徹甲弾」や「22号対水上電探」、「機銃」に分類される装備などは自由に装備が可能です。
なお、魚雷に見える「甲標的」は魚雷としては扱われないのでカットイン装備・連撃装備に加えて装備して構いません。
3-3-1)「カットイン攻撃」が可能になる装備構成
・「主砲:なし」「副砲:なし」「魚雷:2個以上」
・「主砲:3個以上」「副砲:なし」「魚雷:なし」
・「主砲:2個」「副砲:1個」「魚雷:なし」
・「主砲:1~2個」「副砲:なし」「魚雷:1個」
3-3-2)「連撃」が可能になる装備構成
・「主砲:2個」「副砲:なし」「魚雷:なし」
・「主砲:1個」「副砲:1個以上」「魚雷:なし」
・「主砲:なし」「副砲:2個以上」「魚雷:0~1個」
3-3-3)それ以外の装備構成の場合
上記「カットイン攻撃が可能になる装備構成」「連撃が可能になる装備構成」以外の装備構成であった場合、普通に1回攻撃を行い、100%のダメージを与えます。
4)夜戦を行うと余分な燃料・弾薬を消費する
通常の戦闘で消費する燃料・弾薬に加え、夜戦を行うと余分な燃料・弾薬を消費します。
道中の戦闘が多いマップなどでは、道中で野戦をする事で燃料・弾薬を浪費し、先の戦闘で燃料・弾薬不足により火力低下・回避率低下という影響をきたす事があります。
燃料・弾薬の残り量による影響については別途エントリを起こしますが、2-4や3-4などの道中が長いマップを攻略する場合は道中で夜戦をしない事が非常に重要になります。
上記の内容を念頭においた上で夜戦の判断をする事を強くお勧めします。